Basepairのアップロードページで複数のサンプルをシームレスに追加

FASTQファイルは単なるファイルでも、単なるデータでもありません。FASTQファイルは、実験、ライブラリー調製、シーケンスなどに費やした数え切れないほどの時間の集大成です。データを収集するのに費やした時間は、おそらくあなたが想像していた時間よりも長かったはずです。ですから、シーケンサーからファイルを受け取る頃には、結果を見る準備は十二分に整っているはずです。

Basepairでは、ユーザーの研究生活をより簡単にすることに全力を注いでいます。Basepairは実験方法をコントロールすることはできませんが、データのアップロードからパイプラインの選択、結果に至るまで、NGS解析の各ステップにおいてシンプルなプロセスを提供することは可能です。

新しいアップロードページのご紹介

Basepairへの複数サンプルのアップロードは、簡単で、高速です。では、どのように機能するのか見てみましょう。

1. ウェブアプリの上部にある「Upload」タブをクリックすると、すぐにアップロードページにアクセスできます。このモーダルが表示されます:

2. サンプルをドラッグ&ドロップするか、アップロードしたいファイルをすべてクリックして選択してください。この新しいアップロードページは自動的にファイルを検出し、下図のように順方向と逆方向のファイルを分割して別々のサンプルにソートするので、一度に1つのサンプルしかアップロードできなくても心配する必要はありません。

ただ、注意点がひとつあります。ファイルの命名規則が標準的でない場合、システムはファイルを誤ってソートすることがあります。実際、ファイルがどのようにソートされているかを再チェックすることをお勧めします。ソートが正しくない場合は、簡単に修正できます。ファイルを正しいサンプルの場所にドラッグ&ドロップするだけです。

3. ファイルを追加したら、プラットフォームとデータタイプを選択します。RNA-seq、ChIP-seqなど、選択したデータタイプに応じて、追加のオプションが表示されます。例えば、RNA-seqを選択した場合、アダプターを使用したかどうか、サンプルは鎖状か非鎖状か、スパイクインを使用したかどうかなどを記入するオプションがあります。よくわからない場合は、選択したデフォルトのままで大丈夫です。

4. 「Upload samples」をクリックしてアップロードを開始します。データのサイズやサンプル数にもよりますが、アップロードには数秒から数時間かかります。アップロードステータスバーで、各サンプルのアップロードの進捗状況を確認することができます。サンプルのアップロード中は、ご自由にページから移動してください。

ちなみに、サンプル数が多い場合は、BasespaceやFTPドライブから直接データをインポートするなど、Basepairの高速アップロードオプションを活用することをお勧めします。

5. プログレスバーが100%になったら、サンプルのアップロードは成功です。パイプラインまたはAnalysisタブに移動し、アップロードしたサンプルの分析を開始します。

以上です!迅速で簡単なサンプルアップロードプロセスです。研究は簡単ではありませんが、データのアップロードは簡単であるべきです。

Basepairで無料トライアルアカウントを作成してお試しください。

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